2015年1月17日土曜日

[座談会]その鐘を鳴らすのは誰?:アイドルの恋愛と結婚 後編


ア〜ロハ〜オエ〜
…すいません、モルディブでした。


ソンミン結婚から始まった昨日のアイドルの恋愛と結婚座談会。
(昨日?…え…)(ザワ…ザワ…)
…すいません、こちらの座談会の更新をすっかり忘れていた管理人一同です。

すっかり暦は2015年。年を越してしまいました。正直、我々もこの件については2014年に置いて来たかった。しかしサウン女史の怨念か、ブログ更新も忘れるし、ソンミン♡サウンの新婚インフォメーションも、相変わらず間欠泉的に吹き出してはそこかしこを低温やけどさせております。いつの間にかテンクン騒動は何となく忘れられ…てますか!?大丈夫ですか!?(焦)

皆さま、この座談会の前編なんてすっかりお忘れですよね?2ヶ月前の記事ですもの。そうかと思ってご用意しています、アイドルの結婚と恋愛座談会前編はこちらです。どうぞお読み下さい!!

…でもね、正直読み返すのとかMENDOIですよね。分かります。そうかと思ってご用意しています!必殺・3行で要約!行きますよ!


ソンミン事件を発端として噴出したアイドルの恋愛と結婚に関する諸問題。アイドルの恋愛にクールで「アイドルとしての仕事」さえしてくれたら公開ノロケもOKな菜姐と鮎に、「信頼」や「誠意」に拘泥してしまうおまるとめんにむ。 

すいません、2文字オーバーしました。大目に見て下さい。

おまる・めんにむvs鮎・菜姐の意見は平行線を辿り、全く噛み合いませんでした。噛み合わないというよりも、まず上の要約にある「」内のことばの定義から違って議論は喧々諤々。座談会は何度も脱線を辿ります。

お互いに求めるものはそこまで異なっているようには見えないのに…何が私達を分かつの!?教えて!Kポの神様仏様!!

今回は、予告通り「誠意」「信頼」「納得」というキーワードを元に、「アイドルとは?」「アイドルとファンの関係性とは?」について語ります。

また、「夢」、「夢を与える」という言葉についての各自の見解・是非も分かれて喧々諤々アゲイン。

そもそもの定義が難しい概念をアイドルとファンの間に代入するとどうなるのか?
果たして4人の意見は再び交わるのか?平行線のままなのか?

前回に引き続き座談会形式で好き勝手語った後に、それぞれの最終見解も付け足しているので(すいません、2015年の幕開けとともに、なし崩し的にまとめ作業は中止になりました。怠惰なアラサーをお許し下さい。)長丁場にはなりますがお付き合いくだされば幸いです。

それでは!ダラダラ話していてもしょうがないのでここらで後編スタート!!!!!
はじまりはじまり~!


**********


菜姐:
アイドルは夢を売るのが仕事。そのアイドルが現実(恋愛や結婚)をファンの目の前に突きつけるなんて職場放棄もいいところ。自分の仕事をきちんと遂行すべき」ていうようなツイートを見かけたんやけど、みんなはどう思う?




おまる:
仕事の放棄とは思わん。私がしてほしいとおもってることが「仕事」やったら辛い。


めんにむ:
??


おまる:
恋愛を仄めかすのは、「仕事」とは次元の違う問題やと思うため。


菜姐:
おまるがして欲しいと思っていることとは?


おまる:
恋愛うんぬんも彼らの職業に起因する問題やけど、それ(恋愛をほのめか「さない」こと)まで労働になってるんやったらアイドルにとってもファンにとっても不幸。これは極めて個人的な意見。

心でベロ出しながらする「びじねすさらんへ」なるものが「仕事」と呼ばれ、やって当たり前と奨励されてることに疑問を感じる。それが仕事でしょって偉そうに言うファンの気持ちもよく分からない。


菜姐:
おまるはペンサは本心からのものであって欲しい。それまで仕事って考えるのは個人的に理解しかねるってことかい?夢を売るのが仕事、ていう点は?


めんにむ:
別にアイドルに夢を売ってほしいとは思わんなあ、と何故か私が答えてしもた。


おまる:
本心のものから、というのは理想を言い過ぎてると思うし、別にそこ(ファンサが本心か本心でないか)は論点ではなくって。「ファンサが仕事」とか、そういう言い方がアイドルに対しても自分達ファンに対しても失礼やと思うっていうことを言いたい。


めんにむ:
アイドル=夢売る仕事とは思ってない。というか定義づけをしてないや。
単純に好きから応援してるし、ファンしてる。
でも奥さんの影見せてほしくないとか言うてるから、何らかは求めてるんやろな私。


菜姐:
夢を売るっていう表現がピッタリくるのかは分からんけど、個人的にアイドルを見ること、アイドルを想うことで胸のトキメキや興奮、高揚を感じて、それが毎日の生活に潤いやスパイスを与えてくれるならば、それを与えることがアイドルの仕事だと思う。

夢を売ってるって認識はなくていいけど、ステキな姿やパフォーマンスを見せることでそれが実質的には他人に夢を見させてるって感じかな。

アイドルに疑似恋愛したりアイドル同士のいちゃつきに胸ときめかせてるのは十分夢見てると自分では思っている。だからこそアイドルのリアルな生活を見せられて、所詮アイドルはアイドル、自分はアイドルを好きなファンっていう現実を直視させられて嫌なんやないのか?と思う。




おまる:
「夢を売る」っていう言い方がこういう脈絡で濫用されてる気がしてて、自分は、夢は勝手に見るものであって売るものではないって思う。夢を与えるのが仕事なんはディズニーくらいのもん。
夢を見せてる、それが仕事、という意識が双方にあるかないかが、私には問題やねん。極端に言ったら、アイドルに「夢を売っ」ては欲しくない。


めんにむ:
うんうん。リアルな生活(特に恋愛面)見せられていやなのは、それを嫌がるファンが多いであろうことは把握してるやろうに、なぜ望まないことをするの?っていう気持ちかな、私は。自分が言うてることに何処か矛盾が生じてるような気もする…


おまる:
そこにある「本当らしさ」を共有するっていうのがアイドルとファンの美徳やと思う。
アイドル自身に「俺は夢売らなあかんからな」とかは思ってほしくない。それをファンが大上段から「仕事」っていうのは私にとってアイドルを否定することとほぼ同意。


めんにむ:
アイドルとファンを共存の関係やから、その関係性を崩すようなことしてほしくないなーと思う。それは恋愛したから、それがすぐに関係性を崩すことには繋がらない。

歌って踊ることは仕事とアイドルが思ってるのは私無問題。ファンとの関係性構築の部分は仕事と思ってるといつか歪が生じそう。


おまる:
「歌って踊ることは仕事とアイドルが思ってるのは私無問題」に同意


菜姐:
歌って踊ることがそれを見てるファンに日常を忘れさせて夢を見させてるんやから、夢を見させる・夢を与えるのが仕事っていうのはうちは賛同してるわ。

それにファンとの関係性に、まぁ応援してくれてありがとうっていう感謝の気持ちはあって欲しいけど、それと同時に少なからず仕事もしくは義務だと思ってもいると思う。そしてそれはしょうがないことだと思う。よく知りもしない異性と親し気に話す、触れるっていうのは(それも大勢)は、普通できんことやと思うし。

その大勢に対してどのような気持ちで向き合っているのか?純粋に愛して欲しいっていうのは個人的に理解しかねる。そんなん無理やと思ってる。

うちはおまるやめんにむが望んでいること、欲していることが何なのかよく理解できてないと思う。何でダメなの?て頭の中疑問符だらけになる理解することが出来んと話が深まらない気がしてねぇ…こう感じてるのはうちだけやろか?



おまる:
ファンとアイドルは嘘の中の本当を共有しているのだから、仕事といってそれを嘘にしてしまうのはどっちに対しても冒涜的な行いやと思う。「純粋に愛してほしい」なんていう願望は持っててもしまっておくし、まああり得へんと思う。義務に感じるときもあるだろうけどそれをオールオアナッシングで仕事っていうことを認めたくないっていう意味。

菜姐も私も相手陣営の極端を設定して相手を見てる気がする。だから噛み合わない。お互い、川の同じような水面を、両岸から見ているような気がする。結局そこまで違わないような気もするのに。

>歌って踊ることがそれを見てるファンに日常を忘れさせて夢を見させてるんやから、夢を見させる・夢を与えるのが仕事っていうのはうちは賛同してるわ 。

菜姐のこれについて、現象的には夢を見させている媒介がアイドルやけど、それはファンが勝手に、もしくはファンとアイドルが共同で見るものであって、「与えられ」てはいない、と思う。ディズニーの話で言えば園の中の「夢の世界」はコンセプトでそれは「与える」もしくは「与えられる」もの。それはEXOで言うところのプラネットとか、曲とかステージングとか舞台だと思う。これは明らかに「与える」「与えられる」の関係で説明できると思う。

でも、そのように与えられた「夢の世界」で感じる楽しみとそこで立ち上がる「夢」は両者の働きかけによらなければ実現しもしなければ、一方通行では成立しないし、人によってその像は異なるものやと思う。アイドルも、そこに、ステージの上から夢を一緒に見てるんじゃないの?私は、アイドルとファンは夢を与えたり与えられたりしてるんじゃなくて、一緒に夢を見ようとしてるんだと思うよ。

アイドルもファン(だけ)が見てるとされる「夢」を見てる当事者だって言いたくて「夢を与える」っていうワードを私は否定したいのだけど、上手く言えてるか分からない。

これはお花畑とかそういう言い方をする人もいるかもだけど、そんなつもりじゃなくて。
アイドルが誰も居ないところで踊って歌っても、それを見る・見せる人がいなかったら?観客の前で、ステージの上で、踊っている時にアイドルが感じるであろう高揚や喜び、それがアイドル側から見た「夢」で、それが一致する瞬間の輝きの瞬間最大輝度に魅了されて、それを追っているということが「アイドルすること」と「ファンすること」なのだと思う。

その過程でいわゆるファンサが義務に思えたり、おざなりになるってことはもちろんあることやと思うし、それはファンが消費者目線で「すべきでない」とか言える否定や非難の対象にもならないと思ってる。けど、それを「仕事」って言うことは、アイドルの見る「夢」そのものも否定することになるんじゃないだろうか。

なんか恋愛から話が飛んでしまった気がするけど。この夢の比喩の延長で恋愛のことを考えたら、アイドルとファンは共に追っている目標≒その瞬間最大輝度(=コンサート、1位、もっと人気を得る)を達成するために、夢を見て、見続けるために、一緒にダンジョン登ってる仲間みたいなもの(であればいい)と思ってる。だから、私にもし結婚相手が出来た時に、アラサーEXO板の皆に相手を紹介したい、友人が結婚するときは笑顔で祝いたいと思うみたいに、アイドルにも、ファンに対して長く一緒に連れ添った仲間に対してするように人生の報告をして欲しいし、それを出来ればいい形で祝いたいと思っている。



めんにむ:
アイドルに愛してもらいたいだとか、夢を見させてほしいだとか、何か見返り、応援の対価を求めていない。むしろまずアイドルの何かに魅了されたから応援してる。応援の対価は魅了させてもらうこと。がっかりしたくない。

アイドルとファンは共存関係にある。ファンはアイドルの味方でいる方がいいし(これは何でも受け入れるという意味ではない)、アイドルはファンの失望を招くことは極力避けた方がいい。でもファンの失望フェーズはファンの数だけある訳で何処で線引きするかは難しい。で、あれば真摯に接するというのが信頼関係を維持する、共存関係を保てるベターな行動なのでは。

その信頼関係を維持する行為を仕事だとか義務だとかと思って欲しくない。
人と人が信頼関係を築くときに義務感を持ってるより、本当にお互いな関係を構築したいがために行う言動、行動があるやん?あれと同じものをイメージしてる。

考えてたら収拾つかなくなってくるな、このイシュー。失望したくない辺りのスタンスは4人とも一緒な気がするよ。




おまる:
カイ君…(ToT) 

(おまる、ここでカイ君のいつもに増して素敵な公式メッセージを投下)

http://www.twitlonger.com/show/n_1sd2461 (日本語訳のリンク)


めんにむ:
えーん
これを私は仕事やとか思いたくないし思えないよう
ほんでカイくん文章書くのうまいなあ 

(めんにむ、ここでソンミンの一件に対するアンサーと思われるリョウクの行動を投下)

RT @38xp: 141016 KTR
ごめんなさい
愛しています
E.L.F
【Cr:暖暖酱子呀】 http://t.co/V9TzRev8hS

リョウクよ...


おまる:
…(ToT)…

全部が本心やって思ってるわけでもない。ステージも、ファンサも、言ってることもメッセージも、10のうち、いくつかの本当があるんやったら、その行為を「仕事」として当然すべきかのように語るのは、アイドルとファンの関係で一番美しいものをに自分でわざわざ泥をかけてしまうようでもったいないって、「アイドルは〜が仕事!」っていうのを見るたびに思う。お互いに、嘘の中の本当を서로 믿고 가는、それを信じているように見せかけながら、いろんなものを堪えて進んでいくものなんちゃうんか。


めんにむ:
そやな。
だんだんアイドルとファンの関係についての話になってきたな。
それだけソンミンインパクトは出かかったということか。



菜姐:
めんちゃんの「アイドルの何かに魅了させたから応援してる。応援の対価は魅了させてもらうこと」に同意。おまるの「アイドルとファンはその瞬間最大輝度(=コンサート、1位、もっと人気を得る)を達成するために一緒にダンジョン登ってる仲間みたいなもの」にも同意。そして全部が全部本心ではないと分かってるところも一緒や。

通常行ってるステージやペンサを「仕事、義務」と言っているのではなく、お互いに一緒に夢を見てたはずが、途中で疲れたり何かしらの原因でアイドル側にステージへの意欲やペンサをしたい・するという気持ちが薄れた時に、ステージやペンサの有る程度の水準をキープして、ペンを失望させないように気を遣うべきだと思うし、それを指して義務、仕事だと思ってる。おまめんともそんなに違わないんじゃ……?て思ってきたのだが…どうであろー。


鮎:
菜姐、同意


菜姐:
何だかおまめんvsあゆなつ構造が最終的にはひとところに落ち着ける気がしてきた!表現の仕方だったり過程が少し異なるだけで。


鮎:
おまるの「友人が結婚するときは笑顔で祝いたいと思うみたいに、アイドルにも、ファンに対して長く一緒に連れ添った仲間に対してするように人生の報告をして欲しいし、それを出来ればいい形で祝いたいと思っている」は、ちょっと安心したというか、わかる気がした。


菜姐:
幸せな結婚をして欲しいし、タブロとハルちゃんみたいに子どもと過ごす姿とかも見れるとなお嬉しい。


おまる:
昨日タブロがハルちゃんの話を愛おしそうにしていてうるっとした。私も自分の好きなアイドルの子育ては割と見たい。


菜姐:
カイくんが子供の話を愛おしそうにする姿みたいわー。


めんにむ:
カイくん子煩悩そう。

私、なんでそんなに公にされるのに抵抗あるんか考えてみたら、これまでのシナの彼女がテレビで初キスがどうやったと語ってみたりそういうのがあってトラウマになってるからやと思う※。子育ては見てみたいわ。

※2015年年明けの今まさに、ソンミンの妻がそれをしようとしている…おい、トラウマを作るんじゃねえ、妻!


菜姐:
初キスて彼氏(神話メンバー)との??
それとも彼女の正真正銘初キス?


めんにむ:
うん、神話彼氏との初キス。私がシナペンなる前にあった話やねんけど、それでもそれ放送で語るかとショックやったなー。まあ幸せに暮らしてほしいわ!(急にまとめ)


菜姐:
それは聞きたくないわ。彼女がいること公言していいんやけど、キスやとか具体的な彼氏彼女が一般的に行うであろう接触については語って欲しくない。


おまる:
私もだ、なっちゃんはこれもオッケーていうかと思った。


むすび丸:
子煩悩な感じが見れるのはよいとおもう。


菜姐:
子供で出来るてことはそういうことやけど、そんな生々しいところには踏み込みたくないし、プライベートなことやからと黙秘を決め込んで欲しい。結婚式とかでの誓いのきすとかはギリセーフ。接触についてはあるものと知ってるけど知らない振りを決め込みたいの



おまる:
個人的にはダンジョン比喩は引退のある部活とも(部分的に)言い換えれると思うけど、その途中までは課題クリアのために一緒に活動(アイドル業)に専念している「振り」でいいので、ファンの目の届く範囲ではしてほしい。なっちゃんの知らない振りに同意。ここまでは恋愛そのものもあったとしても、王様の耳はロバの耳的に、見えない体でやっていきたい。

学校の三年生、例えばビストとか東方とかスジュになったら、受験もあるしそろそろ部活引退やな、軍隊行かなあかんしそろそろ恋人とかいてもいい時期よなって、ファンである私も、近い将来くるであろう新しい関係に向けて準備ができる。そういう風に、語弊があるかもやが、「準備のできた」恋愛ならば、アイドルが人生の伴侶としあわせに暮らしつつ、一方で青春を過ごした部活メンであるファンとも、片想いから変化した矢印の関係性で健やかにやっていけるんちゃうか。それがカイくんの言う「お互いを思う気持ち」にアイドルとファンの関係を代入した解なんちゃうかなと、至極勝手に思う。

>接触についてはあるものと知ってるけど知らない振りを決め込みたいの。
菜姐、ここまで可愛いっていうかと思ったw


めんにむ:
ww
私も8年掛かってしなめんにはどんな相手が良いかなって考えられるようになった。前まではイヤよイヤよやった。どんな相手が良いかなってまたこれ何様発言。


おまる:
でもそういうのって、私がめんちゃんのお相手にはどんな人がいいか考えるんとそんなに変わらんのちゃうか、と思いたいw


めんにむ:
www
似たようなもんかもなw


おまる:
それが「こうでないと!」みたいになったら、エゴりすぎなんやろな。それは私、気をつけたい。

ホステスやホストなど、感情労働(Emotional work)をしてるとされる職業があるけど、アイドルが職業としてしてる仕事はステージの上でのパフォーマンスやTVなどのはずで、その計算外でやりとりされるもののはずである(あってほしい)ペンサやSNS上の恋愛隠す隠さないの感情労働的なものが「アイドルの(主な)仕事!」と言われることに抵抗を感じている。突き詰めたら、そもそも、ペンサ(fan service)って何やねんって話にもなりかねんが。

でも、菜姐の言う「通常行ってるステージやペンサを“仕事、義務”と言っているのではなく、お互いに一緒に夢を見てたはずが、途中で疲れたり何かしらの原因でアイドル側にステージへの意欲やペンサをしたい・するという気持ちが薄れた時に、ステージやペンサの有る程度の水準をキープして、ペンを失望させないように気を遣うべきだと思うし、それを指して義務、仕事だと思ってる。」の大意についてはほぼ同意。それを「仕事や!」と指摘するファンではありたくない、というだけで。

歳上の賢いおじさんに「アイドルは共同幻想や」って言われたことあるけど、それは一方で正しくて一方ではお門違いの批判やと思う。

恋愛に限らずとも、アイドルとファンはお互い、見たくないものに目をつぶって、綺麗なものに目を凝らしていて、でもその過程で否応なく見える現実−ファンにとってはアイドルのアップダウンや恋愛沙汰、アイドルにとっては自分らの置かれてるシビアな現実や度を越したファン、人気凋落への不安−というのもあり。

見えないものを見ようとして、一緒に望遠鏡を覗いているという気がする。その中で、時折見える流れ星的なものは、幻想もしくは共同幻想と呼ばれるかもしれないけれど、見た人の心に幸せな/だった記憶として残る幻想なんだったらそれで十分だと思う。





めんにむ:
幻想の何が悪いんじゃああ、なんちゃって


おまる:
アイドルとファンは、何もない空に天体観測をしているようなものだと思う。アイドルを<すること>はアイドルにしか出来なくて、アイドルを<見ること>はファンにしか出来ないけど、最終的に「アイドル」という光を<生むこと、造ること>は、ファンとアイドルの協同でなければ出来ない、何もない空に星を掛けようとする、天体観測やと。あー朝からまたポエム紡いでしまった!

※この時点で、既に二晩を越して座談会が続いていたという事実。


めんにむ:
ポエマーおまる


おまる:
すいませんでした




**********

アイドル論議している間にひとり寝てふたり寝て、そして翌朝に起きた人から話し出す、オープンエンドな座談会。

この座談会、実に48時間程度の記録です。最後の方、何人かはもう出勤途中の電車or既に会社。読んでいただいた皆さまも、お疲れ様でございました。時たまポエム紡いでるのは、ああ、この人、人生に疲れてるんやなあと思って、生暖かい目で見ていただけると幸いです。



アイドルを愛し、応援することという、簡単なようでとても難しいこの営み。

私達ファンは、アイドルという光に導かれては大海原を漂い、時折やってくる波に飲み込まれそうになりながら必死に立ち泳ぎしている、そんな存在なのかもしれません。立泳ぎ、結構体力使いますからね。色んな邪念という名の荷物は我々を海の底へと沈めます。身軽に、溺れないようにしっかり手を握りつつ、7つの海を渡りきりましょうね!!ファンの連帯大事!!

…あ、互いに手を握ってたら沈むか…


そんなこんなで、今回はこの辺でお開きとさせていただきましょう。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。


それでは皆さま、次回の座談会でお会いいたしましょう!

アンニョ〜ン、ってお前らか〜い!




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